KAKA'S COFFEE CO.

KONO Meimon Dripper

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深煎りの豆を扱う古典派の喫茶店で使われるドリッパーと言えば、KONOの名門ドリッパー。

ぱっと見Hario v60と似ている、と感じる人が多いかと思うが、抽出されるコーヒーの特徴はまったくの正反対。もっとも、円錐形ドリッパーとしてはKONOの方が歴史が長く、元祖円錐形ドリッパーと言えるのは、実はKONOの名門ドリッパーなのである。どや

  1. Hario V60 / KONO名門ドリッパーの違い(リブの話)
        1. V60 – 大きな一つ穴からドリッパー上部にかけてスパイラル状に広がるリブが、ペーパーフィルターとドリッパーとの間に隙間を生み、抜けの良い抽出を可能にする。
        2. 名門ドリッパー – ドリッパー下部でリブが途切れており、上部は溝の無い平らな形状になっている。それによりペーパーフィルターがドリッパーに密着し、フィルターの淵からお湯が流れ落ちるのを防ぎ、中心部からゆっくりと抽出させる構造になっている。
  2. KONOのドリッパーを活かす抽出方法
        1. 分量:16gの中粗挽きのコーヒーに対し、230ml(87℃)のお湯を注ぐ
        2. 蒸らし:30mlのお湯を全体的に均等になるように注ぎ30秒蒸らす。この時に、ペーパーの淵にお湯がかからないように注意する。(粉の表面の淵ぎりぎりのところまでお湯を注ぐと、後々そこから土手が崩壊してしまうので気を付ける。)
        3. 注湯①:最初は中心にだけお湯を注ぐ。出来るだけお湯の線を細くし、少しずつ数回に分けて注ぐ。新鮮な豆を使っていると、お湯を注いだ中心から泡があふれ出し、全体的に膨らんでいく。その泡をできるだけ中心に留まらせておくことで、徐々に中心に窪みができ始める。(これがいわゆる土手)
        4. 注湯②:100ml注ぐまでは出来るだけゆっくり、土手を保ちながら注湯を続け、100mlを越えたところから、徐々に注湯量を増やし、注ぐ範囲を広げていく。よく言われるのは、500円玉くらいの範囲でゆっくり円を描きながら注ぐ、という説明。
        5. 注湯③:180mlまで注いだら、残りの50mlは一気に注ぐ。というのも、この時点でコーヒーのうまみ成分はほぼ抽出しきっているので、残りはいかにえぐみ、渋みといった雑味を抑えるか、というのがポイントになる。一気に注ぐといっても、勢いが強すぎるとドリッパー内でコーヒーが攪拌されてしまい、いやな成分を引き出しかねないので、中心部分にそっと注ぎきる形が理想と言える。
        6. ラスト:230mlのお湯を注ぎきったら、ドリッパーの最後のお湯が落ちきる前にサーバーから離す。一般的に、最後の最後に落ちきるコーヒーには、雑味成分が多く含まれていると言われているからである。(上質なコーヒー豆だとそうでもないらしい、という説もあるが、別に全て落としきる必要もないので僕は最後の数滴は捨てている。)

Hario V60 / KONO名門ドリッパーの違い(リブの話)

スピーディな抽出でさっぱりとしたコーヒーを淹れられるv60に対し、KONOの名門ドリッパーはじっくりと時間をかけて抽出するのに適している。その違いは、リブと呼ばれるドリッパーの内側の溝によってもたらされる。

  • V60 – 大きな一つ穴からドリッパー上部にかけてスパイラル状に広がるリブが、ペーパーフィルターとドリッパーとの間に隙間を生み、抜けの良い抽出を可能にする。
  • 名門ドリッパー – ドリッパー下部でリブが途切れており、上部は溝の無い平らな形状になっている。それによりペーパーフィルターがドリッパーに密着し、フィルターの淵からお湯が流れ落ちるのを防ぎ、中心部からゆっくりと抽出させる構造になっている。

その特性の違いから、KONOの名門ドリッパーは深煎りや中深煎りの豆を使ったコーヒーを抽出するのに使われることが多い。時間をかけて抽出することで、コーヒーの濃度を高め、力強いボディとコクをもつ、まさに古典的な”苦いコーヒー”を淹れることが出来るのだ。

僕自身、ガツンとしたコーヒーを飲みたい時は、このドリッパーを使っている。

KONOのドリッパーを活かす抽出方法

あくまで僕の好みの抽出方法なので、自分好みのアレンジを加えた方が良い。

また、中煎り以上の焙煎度の豆を使うことを想定して説明するので、浅煎りの豆を使う場合は参考にならないので注意。

  1. 分量:16gの中粗挽きのコーヒーに対し、230ml(87℃)のお湯を注ぐ
  2. 蒸らし:30mlのお湯を全体的に均等になるように注ぎ30秒蒸らす。この時に、ペーパーの淵にお湯がかからないように注意する。(粉の表面の淵ぎりぎりのところまでお湯を注ぐと、後々そこから土手が崩壊してしまうので気を付ける。)
  3. 注湯①:最初は中心にだけお湯を注ぐ。出来るだけお湯の線を細くし、少しずつ数回に分けて注ぐ。新鮮な豆を使っていると、お湯を注いだ中心から泡があふれ出し、全体的に膨らんでいく。その泡をできるだけ中心に留まらせておくことで、徐々に中心に窪みができ始める。(これがいわゆる土手)
  4. 注湯②:100ml注ぐまでは出来るだけゆっくり、土手を保ちながら注湯を続け、100mlを越えたところから、徐々に注湯量を増やし、注ぐ範囲を広げていく。よく言われるのは、500円玉くらいの範囲でゆっくり円を描きながら注ぐ、という説明。
  5. 注湯③:180mlまで注いだら、残りの50mlは一気に注ぐ。というのも、この時点でコーヒーのうまみ成分はほぼ抽出しきっているので、残りはいかにえぐみ、渋みといった雑味を抑えるか、というのがポイントになる。一気に注ぐといっても、勢いが強すぎるとドリッパー内でコーヒーが攪拌されてしまい、いやな成分を引き出しかねないので、中心部分にそっと注ぎきる形が理想と言える。
  6. ラスト:230mlのお湯を注ぎきったら、ドリッパーの最後のお湯が落ちきる前にサーバーから離す。一般的に、最後の最後に落ちきるコーヒーには、雑味成分が多く含まれていると言われているからである。(上質なコーヒー豆だとそうでもないらしい、という説もあるが、別に全て落としきる必要もないので僕は最後の数滴は捨てている。)

以上が僕の好みのコーヒーの抽出方法。文章では正直分かり辛いと思うが、とりあえず、中心部分からコーヒーを抽出するイメージで湯を注ぎ、土手を壊さないよう、ゆっくり全体を膨らませながら抽出すれば美味しいコーヒーが淹れられるはず!!

ちなみに僕のイメージする美味しい深煎りコーヒーとは、丸みを帯びたボディが、透明感のある苦みをトゥルトゥルに包み込み、口の中でとろけ広がるコーヒー!!

ぜひ、これを参考に自分好みのコーヒーを見つけてみてはいかがだろうか。